本書は、 『魔術師たちの心理学』を新版とした形としてリリースされた書籍です。
シストレばかは、旧作も拝見させて頂いておりますが、
さらに読みやすくなっていると思いますね。

約200ページ分のボリュームアップとなっていますので、
一気に読み上げるのは難しいと思いますが、
メカニカル・システムトレーダーにとって基本的な事が解説されています。

ただ、追加されている部分にそこまで重要な事柄は掲載されていなかったのが残念です。

本書は、トレーディングには「聖杯」なんてものは存在しておらず、
投資家事によって成功パターンも変わってくるということを、

具体的に分かりやすく解説してくれているのが最大の特徴ですね。
投資家が目覚ましい実績を収めるために必要な情報で溢れていますよ。

10段階評価で表せば、シストレばかが感じる、
この、『新版 魔術師たちの心理学』の評価は「8」です。

裁量トレーダーの方にも通じる部分はたくさんありますので、
興味を持たれた方は、是非一度手にとってみてくださいね。

本書は適切なロジック(売買ルール)をベースとし、
安定した利益の出るトレー ディングシステムの正しい開発・活用法を教えくれています。

著者のジョン・R・ヒルはシステムトレードの世界に、
長年、身をおく著名な人物として知られています。

メカニカル・システムトレーダーにとって本当に役立つ、
コンピューター・トレーディングシステムの開発ノウハウを、
わかりやすく解説してくれているのが素晴らしいですね。

トレーディングシステムの基本原則に始まり、
1〜100万ドルなどあらゆるレベルの投資金を運用できる、
トレーディングシステムの導入法や、
さらには、利益に繋がる数々のパターンまでをも紹介してくれています。

そうです、それはまさに究極のトレーディングガイドという、
タイトルに恥じない画期的な良書に仕上がっているのです。

10段階評価で表せばシストレばかが感じる、
この本の評価は最高評価の「10」です。

本当に使える戦略つくりの基本から学びたい方は、
是非一度、チェックされてくださいね。

きっと、新しい発想をトレード戦略に取り入れていくことができますよ。

本書はトレーディングシステム「入門」というタイトルを使用していますが、
入門本というよりも実践形式に仕上がっている印象を受けますね。

その他のシステムトレード本ではあまり描かれていない、
戦略的トレーディングシステムの設計方法について解説してくれています。

著者のトーマス・ストリズマンは、
システムトレードの世界では、
知らない人がいないとまで言われているくらい名が通っている人物です。

それゆえ、あなたの戦略設計アイデアに直結させることが可能です。

非常に大切な役割を担っている、
資金管理についても解説してくれていますので、
初心者〜経験者の方まで幅広く対応頂ける内容です。

ただ、書籍代は5,000円を超しますので少し高い部類に入るかと思われます。

基本的には、中古品でも構わないという方なら、
費用を安く抑えることができますよ。お考えになられてみて下さいね。

10段階評価で表せば、この本の評価は、「9」です。

先人のシステムトレーダーの"金言"を手に入れられてくださいね。

本書は個人投資家なら一度は耳にしたことのあるタートルズに描かれた作品です。
トレーダー養成塾タートルズをつくった、
カリスマ・トレーダー、リチャード・デニスの考えを得ることができます。

トレード(投資)で最も重要な事は自分が許容できるリスクを負わないことと、
統計学的に裏づけされたルールを開発し、
徹底的に従うことと、伝えてくれています。

「確率の考え方」や「損小利大の法則」こそが、一番の真髄だと思います。

システムトレーダーの方なら理解しやすいと思いますが、
しっかり開発した売買ルールでも躊躇してしまう時がありますよね。

そういう時に限って大きな利益が出たりするものですが(笑)

本書では、トレード(投資)に必要な「感情コントロール」を伝えてくれるものであり、
初心者の方にこそ、手にとって頂きたい良書ですね。

10段階評価で表せば、この本の評価は、「10」です。

もう1つの書籍である、『伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律』も、
シストレばかはチェックしてみましたが、どうだろう…という感じでしたね。

ただ、人それぞれですので、ご自身でチェックされてみてください。

本書は短期取引戦略を好むトレーダー(投資家)から絶大の人気を誇る、
ラリー ウィリアムズが手掛けた短期売買トレーディングスタイル構築の為の書籍です。

スイングトレードに代表される短期売買は収益性が高く、投資効率が高いのも魅力の1つです。
しかし、安定的な収益を確立するためには、
基本や心得を体得していく必要があります。

本書は、トレード(投資)戦略の他に、
資金管理(マネー・マネジメント)についても詳しく解説してくれているのが特徴です。

そもそも、マネー・マネジメントってなに？
という方から、どのような資金配分で挑めば最も効率が上がるか？
という方まで、幅広くご対応頂ける内容になっています。

短期トレードを目指している方にピッタリ合っていますね。
10段階評価で表せば、この本の評価は、「9」です。

システムトレーダーとして日々お過ごしの方には、
とても役立ち、非常に参考になるアイデアが目白押しですよ。

ただ、書籍にしてはちょっと高い部類に入りますので、
ご興味のある方でコストを抑えたい方は、中古品でも良いかと思います。

トレード(投資)の世界には、○○万円するような高額な商品が溢れていますが、まず、これらの商品を購入される前に、費用を抑える事ができる書籍からスタートされるのがGoodです。この場合、途中で飽きてしまった場合でも痛手を負うことは少ないと思いますよ。

ここでは、システムトレード入門本の一覧をご紹介しています。

投資本って、とても不思議な存在です。見る方の段階や経験によって、良書にも駄作にも感じるのだと思います。初心者の頃、手にとっても理解できなかった事でも時間を重ねると心にストーンと落ちる場合があります。是非、何度も読み返されてみて下さいね。

きっと、あなたにも新しい発見や気付きがありますよ。