本書は、アメリカのほか、世界8カ国語で翻訳された超ロングセラーとして認知されています。トレード(投資)本の中で、心理・戦略・資金管理にこれだけ特化している書はありません。

シストレばかは、掲載されている以下の文に感化されました。

本当の意味で壁を打ち破ることができたのは、
勝利のカギは自分の頭の中にあり、
決してコンピューターの中にあるのではないということが分かったときだったのです。

システムトレード(統計学)重視戦略を行っている方は、
プログラムやシステムこそが、未来へ繋がる鍵だと信じている方が多いです。

しかし、本来は徹底的なリスクマネジメントや資金管理、
感情コントロールなどが組み合わさって有効な戦略となるのです。

本書には、戦略として古典的なチャート分析、
オシレーター分析についても、群集の心理状態と共に解説してあります。

今後、マーケット(市場)に挑んでゆく方には最適な構成だと思いますね。

10段階評価で表せば、この本は最高評価の、「10」です。

『投資苑』はシリーズ化されていますので、
ご興味のある方は、その他のシリーズも拝見されてみてください。